強淫未遂をした男と、それをかばう女
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俺(T)→当時20才♂M美→彼女、当時19才♀W→M美の友達、当時19才♂ちょうど3年前くらいの話し。
夜10:00ぐらいにM美からメールが来た。
「Wが恋愛相談があるらしいから、今から会ってくる」
という内容。
Wという男はM美と学校が小・中・高一緒で、付き合っていると噂が時々たつくらい仲がいいらしい。
WはM美の事がずっと好きらしぃとも、M美の友達から聞いていた。
たまに気になってはいたけど、俺と付き合い始めてからM美はWや他の男友達と遊ぶのを控えていたし、俺も実際に会った事ないからさほど気にならなかった。
でも恋愛相談って…しかもふたりきりだし。
当然心配でM美にすぐ電話した。
「…お前告られるんじゃねーの」
「なんで私がwそんなハズないやん」
「まぁいいや気をつけれよ」
みたいな会話をしたハズ。
Wが自分を好きとは全く気づいてなかった。
鈍感orz夜中の3:00ぐらいになってもM美から連絡がこない。
(帰ったよ、とかM美は必ずメールしてくる)1:00くらいに電話したけど出なかった。
4:00頃、M美から着信。
「もしもし」
と何回か言ったけど返事がない。
しばらくすると、泣き声が聞こえてきた。
びっくりして事情を聞いてみると、どうやらM美は○○駅(俺んちの近く)の近くに一人でいるらしい。
迎えに行くから待っとけ、と言って俺は車で迎えに行った。
なんとなく感じた嫌な予感は的中していた…。
○○駅の近くの駐車場の隅にM美がいた。
ここら辺は人気(ひとけ)がなく街灯もない、危ない場所。
俺をみつけた途端に、M美は泣き崩れた。
何があったか分からなかったので、宥めながらとりあえず車の中へ。
車の電気をつけたら、何があったのかすぐ分かった。
ボタンが3つとれたブラウス、髪がぼさぼさ、手首にあざができていた。
俺はすぐ強淫と分かって怒りがこみ上げてきたけど、まずはM美を落ち着かせるのが先だと思い、ひとまず俺のうちへ。
泣きやんだM美に事情を聞く。
ファミレスで雑談して、車で送ってもらうときに駐車場に急に止まって告白された。
断ったら突然襲われた。
M美は必死で抵抗。
途中でWがハッと我に返りやめた。
(強淫未遂)混乱していてM美を駐車場に置き去りにして帰った…という事だった。
警察に言おうと言ったが、M美はかたくなに拒否するので考慮して言わなかった。
泣き疲れたのか、M美はいつの間にか寝た。
でももう朝の8時くらいだったかな。
俺はM美の携帯からWに電話。
その間も怒りがおさまらない。
電話ではWはずっと謝ってくる。
「顔見て話さんとわからん。
とりあえず俺んち来い」
と言って、住所を言った。
Wは仕事だから無理とふざけた事を言っていたので、休めと言って無理矢理来させた。
俺の電話の声でM美が起きた。
「今からW呼んだけど、一緒におれる??」
と聞いたら、
「私もWと話したい」
と言ったので、ふたりで待つことに。
しばらくするとWが俺のうちに到着。
俺はWが来るなり殴りかかってしまった。
今思うと大人げない。
M美がいる前で殴るなんて。
M美が俺を止めて、落ち着いてWに話しを聞く。
以下会話形式で。
W
「中○からずっとM美が好きで振られる覚悟で告白しました。
それなのに振られると今までの事をいろいろ思い出して、気がついたらM美を襲っていました。
すみませんでした」
俺
「全然意味わかんね。
未遂に終わったけど襲ったのに変わりはない、それですまされると思ってんのか」
W
「ずっとM美が好きだったんです…」
俺
「だからなんなんだよ!!ずっと好きだったら襲ってもいいんか!!」
俺、Wの腹を蹴りWが泣きながらせき込む。
M美
「わかった!!わかったからもうやめて…」
俺
「…わかった、もう手は出さない」
W
「M美ごめん…ごめん…」
M美
「…………」
俺
「お前もう二度とM美に会うなよ」
W
「…………」
俺
「返事は!!」
俺またWを蹴る…M美
「もう手を出さないって言ったやん!!やめてT!!」
Wのことをかばうような態度のM美に段々腹が立ってくる。
M美
「もうわかったから、W帰っていいよ」
俺(はぁ??)と内心思う。
W
「もう絶対こんなことはしない、M美の事もきっぱりあきらめる。
だから、友達のままでいてほしい…」
俺
「ばかじゃねぇのお前。
M美、ほっとけ」
手だしそうだったけどグッとこらえた。
M美
「うん、友達なら…」
俺
「は?M美マジで言ってんの?」
M美
「私もずっとWの気持ちに気づいてあげれなかった、責任がある。
それに幼なじみなのに、もう会わないとかできない…」
W
「ありがとうM美…」
あれ、俺悪者?邪魔者?完全に二人の世界。
俺
「俺が会うなって言ったらどうすんの?」
M美
「ごめん、T…」
俺ぷっつん切れてしまう。
俺
「あっそ。
じゃぁキチガイ同士なかよくやれば」
と言って、止めるM美を振り払ってうちを出た。
俺はM美がWをかばった事が悲しかった。
外に出て冷静になって考えると、M美を襲ったやつと同じ部屋に置き去りにしたわけだ。
それにこの件で一番傷ついてるのはM美のハズだし…しかも俺のうちなのにorzまた襲われてはないかと不安で、急いで戻った。
うちに戻るとM美しかいなかった。
Wは帰ったそうだ。
まず俺はおいて行った事と、カッとなりすぎた事をあやまる。
M美もあやまる。
M美とWはというと、M美はやっぱりWの事が怖くてまともに話せなくなり、結局疎遠になりました。
以上です。
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